口腔ガン検診 |
(※日本での口腔がん患者の死亡率は「46.1%」で、米国(19.1%)の約2.5倍です)
その理由は、
口の中にもガンが出来ることを知らない方が、まだまだ多いことがあげられます。
喫煙も大きな原因のひとつです。
口腔がんは、早期発見で対応すれば多くの場合通常の生活に戻ることが可能です。
けれども、発見が遅くて手術レベルになれば、
舌・顎・頬の一部、もしくは、大部分を切除せざるを得ず、
その結果、口の機能に大きな障害を持つことになります。
通常、がんになるまでには5年~10年はかかりますので、最低でも1年に1回、「口腔がん検診」を受診し、早期発見・前がん状態での治療を心がけてください。
年に1回は口腔がん検診・口腔健診を受けましょう。
定期的に口腔ケアなどのメンテナンスを通っていらっしゃる方は、そのなかで発見の助けになることもあります。
歯が痛くなくても、水準以上の歯科医院をかかりつけ歯科医院にしておくメリットはこの点でも大きいです。
(日頃から地域医療を行っていない歯科医院とそうでない歯科医院の実力差は大きく開いています。)
本日は慶應義塾大学歯科口腔外科教室より、河奈裕正先生はじめ3名の専門医をお呼びして渋谷区協力医に講義をしてくださいました。
これからは、メインテナンスを選ぶのも、こういう活動に積極的に参加している歯科医院を選ぶべきです。
1、その人の平常時の状態をよく知っている担当者が、現状の些細な変化を診ることによってわかること
2、新しい知識を定期的に学び続けていること
3、わずかな変化を発見した時、次にとるべき行動が的確であり、そのために必要な内外の人的資源が豊富であること
からです。
私のクリニックでも、メインテナンスの中でたまたま発見し、
日頃から連携している口腔がん専門施設にご紹介して早期発見早期治療で済んだ方が毎年いらっしゃいます。
経験的に、いずれも長期にわたり定期的にお口を拝見しているからこそ発見できた些細なものだと思います。
健康長寿は、お口の中から守られることも多いことをお知らせしたいと思います。
恵比寿西口駅前・おおはし歯科医院のHP
http://www.ohashi-clinic.com
おおはし歯科医院の予防・アンチエイジングのブログ
お口とアンチエイジング・・・健康長寿はお口から
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