乳幼児は気をつけて(1)・・・節分の豆まき |
恵比寿西口1分 安心して通える専門医の おおはし歯科医院のHP もぜひご覧ください。
今日は節分ですね。
すでに豆を準備して、今夜に備えている方もいらっしゃると思います。
さて、伝統の豆まきに関連して、
乳幼児のいらっしゃる方へ注意喚起です。
豆まきの際に、豆を、乳幼児が食べて窒息するケースがあることから、
消費者庁は節分にあわせ、
「3歳ごろまでは乾いた豆やナッツ類は食べさせないでほしい」
と注意を促しています。
じつは
大人の気管の直径は約2センチあるのですが、
小さいお子様の気管は、1センチ未満です。
大人向けサイズの食べ物は流れていきません。
食品は食べやすい大きさにして、
一口の量は、お子様でも無理なく食べられる量にいたしましょう。
今思うと、豆を年齢の数だけ食べる言い伝えは小児が食べ過ぎないためかもしれません。
先人の知恵に感心するばかりです。
また、どなたか大人がそばにいて注意して見守ることが大切です。
乳幼児の食べる機能の発達には個人差があります。
『ベビー用おやつ』は表示の月齢だけを参考にするのではなく、
お口や機能にあったものを選ぶといいでしょう。
3歳以下の小さな子どもが豆やナッツ類を気管に詰まらせるなどした事故は、
去年までの6年間に20件余り報告され、
半数以上は、入院治療が必要となるなど重い症状に至ったということです。
『節分の豆、3歳頃まで食べさせないで 消費者庁が注意』
朝日新聞デジタル 2017年2月3日06時50分 より
乳幼児が豆を食べて窒息するケースがあることから、
消費者庁は節分にあわせ、
「3歳ごろまでは乾いた豆やナッツ類は食べさせないでほしい」
と注意を促している。
消費者庁が30(昨年末時点)の医療機関から得た情報によると、
0~3歳が豆やナッツ類を食べたことで起きた事故は、
2010年12月からの6年間で二十数件発生。
半数以上のケースで入院が必要だった。
そのうち1歳児のケースでは、節分豆を食べた後に息がぜいぜいし始めた。病院で診察したところ、
気道に豆の破片が入っており、全身麻酔をして摘出したという。
消費者安全課によると、
豆やナッツは形や大きさ、硬さから他の食品よりも気管に入りやすい。
担当者は
「特に乳幼児ののどは未発達で気管に入りやすい。
窒息する恐れがあり、小さな破片でも肺炎を起こすことも。
誤って口に入れないように豆まきをしたら片付けも徹底してほしい」としている。
豆による事故を防ごうと、豆を小分け包装し、袋のまま豆まきができる商品も。小林製菓(東京都)は2010年の節分用から販売を始め、
今年の売り上げは当初の約5倍に伸びたという。
小林義明社長は「袋のまままけば掃除も楽」と話している。
恵比寿西口駅前・おおはし歯科医院のHP
http://www.ohashi-clinic.com
おおはし歯科医院の予防・アンチエイジングのブログ
お口とアンチエイジング・・・健康長寿はお口から
http://odcantiaging.seesaa.net/